「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」に行ってきました

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じつは先週8日にも一度足を運んだのですが、チケット購入に20分、入場に5分かかるということで、涙を飲んで引き返し、今週再チャレンジをしたのでした。
今回は、前日にローソンでチケットを購入し、開館時間の10時に会場に到着するという、万全の体勢で臨みました。
会場にはすんなり入れましたが、この時間でもすでに観客で込み合っていたことは書き記しておきます。
さて、日本の文化といえば「アニメとゲーム」というイメージがありますが、この「ミニチュアを使った特撮」というのも、日本ならではの技術なのではないでしょうか。
ハリウッドでもミニチュアを使うことはあるでしょうが、「巨大な怪物が街で暴れ回る」映画は、日本以外ではあまり作られていないような気がします。
CG技術が発達し、迫力のある映像を作れるようになってきてはいます。
でも、〈実在するもの〉にはかなわないのではないでしょうか。
3Dの立体映像の代表といえる『アバター』と、ミニチュア特撮怪獣映画のひとつである『ガメラ3』のどちらも映画館で鑑賞しましたが、やはりスクリーンにおける〈存在感〉は比較になりません。
『ガメラ3』が街に降り立つときの迫力といったら、それは恐怖といってよいもので、前の方の座席で観ていたガイジンさんは絶叫しておりました(まあ、オーバーに反応していただけかもしれませんが、私自身、おしっこをちびりそうなったのは事実)。
「こんなの絶対にフィルムに写らないよ」というところまで作り込まれた細部(極端な話、庭に植えている木々の葉っぱまで作られている)。
フィルムには感光はしないけど、その魂は確実に観客の脳には届いている。
そういうことなのでしょう。
ところで、このような展覧会の常として、入口付近は混雑し、奥へ進むにつれて、人が減っていきます。
じつはこの展覧会は、短編「巨神兵東京に現わる」の映像とミニチュアが本筋で、あとは刺身のツマにすぎない、といっても過言でありません。
最初のコーナーに、小松崎茂氏や成田亨氏の原画などが展示されているので、これらをまったく無視というわけにはいかないでしょうが、人ごみをさけて、一気に「巨神兵東京に現わる」コーナーまで飛ばしてしまうのもアリかもしれません。
たとえ特撮に興味はなくても、全体が純粋なアートとしても楽しめる充実した展示内容となっています。

【館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技】
会場:東京都現代美術館
期間:10月8日(月・祝)まで
http://www.mot-art-museum.jp/

「私を見て!ヌードのポートレート」「オノデラユキ 写真の迷宮へ」を見てきた

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芸術の秋!ということで、キレイな写真を眺めて
楽しいひとときを過ごそうと
東京都写真美術館に行ってきました。
「私を見て!ヌードのポートレート」のほうは
その名のとおり、ヌード写真の展覧会です。
「キレイな被写体」といえば女体だろ
という中二病的な発想で選んだのですが、
撮影時の風俗や文化、表現方法の違いなどが
わかるという意味で興味深いものの、
純粋に「キレイな女体」を求めると
なんだか心に響く作品は少なかったと思います。
それは、芸術的に女体を撮った写真というよりは
「裸の人間個人」に焦点を当てた展覧会だったからでしょう。
(ちなみに“男体”もあります)
もちろん、女優やタレント、プロのモデルを被写体にしたものは
「キレイな女体」になっていて、数は少ないのですが、
興味をひくものがありました。
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一方、その下のフロアでやっていた
「オノデラユキ 写真の迷宮へ」展のほうは
作品の点数は「私を見て!」より少ないのですが、
琴線に触れる写真が目白押しでした。
いや、ここまで“アタリ”が多い展覧会は久しぶり。
まずは撮影の意図や制作方法の解説を見ずに
ひととおり作品を眺めたあと解説を読み、
あらためてじっくり鑑賞するのがオススメです。

「私を見て!ヌードのポートレート」
会場:東京都写真美術館(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)
期間:10月3日(日)まで
料金:一般500円 学生400円 中高生・65歳以上250円

「オノデラユキ 写真の迷宮へ」
会場:東京都写真美術館(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)
期間:9月26日(日)まで
料金:一般700円 学生600円 中高生・65歳以上500円

http://www.syabi.com/