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【死刑】「サイレントヒル2」の三角頭は死刑執行人なのか
当ブログでは、よけいな感情を捨て、理性的・観念的に〈死刑〉を考えるための手段として、〈三角頭論〉というのものを提唱しています。 この理論をひとことでいうと、 刑を科すのは自分自身である ということです。 ここまでは前回ま […]
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【死刑】自分が殺されても賛成・反対できるか?
このブログで考察の対象にしている〈三角頭〉論は、乱暴にまとめるなら「裁くのは自分自身だから死刑は正当化される」というものでした。 〈三角頭〉や〈インクイジター〉は、現実世界には存在しえないため、実際は「殺人という〈罪〉を […]
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『死刑』──賛成派・反対派のどちらでも参考になる
ここ1週間ほど〈死刑〉について論じてきましたので、ここで〈死刑〉を考える際に参考になりそうな本をご紹介します。 書名はそのものズバリ『死刑』。著者は読売新聞社会部です。 先日のエントリーなどで批判の対象にしているとおり、 […]
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【死刑】殺人をさせてはならない──〈三角頭〉論と〈国家機能限界説〉
ここ1週間ほど、大きな回り道をしながら、〈死刑〉について考えてきました。 〈死刑肯定論〉として提案した〈三角頭〉論(〈インクイジター〉論)の内容を簡単にまとめると、 刑を科すのは自分自身である。 自分が自分を裁くなら公平 […]
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【死刑】自分が裁けば公平──『宇宙船レッド・ドワーフ号』
このブログでは、死刑反対の立場から、死刑を肯定する根拠を探っています。 その論理のひとつとして〈三角頭〉論というものを提案しました。 〈三角頭〉論は、ひとことで言えば、「裁くのは自分でなければならない」「自分が裁くなら正 […]
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【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート5/5]
3月31日の問題提起以来、大きな回り道をしてきました。今回はいよいよ「法治国家である以上、当然ながら死刑を執行すべき」という論理を検証します。
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【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート4/5]──ギュリ(KARA)
昨日は、「何が大切で何が大切でないか」を見きわめることが重要であり、「価値には優先順序がある」ということがわかりました。 これについてさらに考察を深めるために、KARAのプロモーション用ビデオ(PV)を収録したDVD『K […]
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【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート3/5]──『古畑任三郎』
一昨日・昨日と、「見た目の印象に惑わされず、本質を見きわめること」の大切さと難しさを見てきました。 3回目となる今回は、フジテレビ系で放映された刑事ドラマ『古畑任三郎』を肴に、さらに〈モノを考えるための枠組み〉を作る作業 […]
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【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート2/5]──福本伸行『無頼伝 涯』
昨日は、「パッと見の印象に惑わされず、本質を見きわめることが大切」であることを学びました。 今回は、『カイジ』シリーズでおなじみ福本伸行先生の『無頼伝 涯』を題材に、「本質を見きわめる」ことの難しさを見てみましょう。
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【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート1/5]──『アリーmyラブ』
国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は3月27日、2011年に死刑を執行した国は中国やイラン、サウジアラビアなど20か国で、その人数は中国だけで数千人、そのほかの19か国で計670人以上に上る、という調査結果 […]