【声優学入門】『バイオハザード6』が日本語吹き替えでないから脳内アテレコしてしまおう

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『オペレーション・ラクーンシティ』が日本語吹き替え版だったので、『6』も期待したのですが、「やはり」なのか「予想に反して」なのか、もはやわからなくなってしまいましたが、日本語吹き替えではなかったようです。

これは非常に残念でなりません。

カプコンさんには、『バイオショック』シリーズ(『2』を除く)、『アンチャーテッド』シリーズといった傑作(それも海外の)がいずれも日本語吹き替えであることの意味をもう少し考えてほしいものです。

──と、文句ばかりいってもしかたありません。

日本語音声が入っていないなら、自分の脳内で声優さんの声を当てはめてしまえばいいのです。

今回は、どの声優さんを当てはめればいいのか、これまでのエントリーと重複しますが、あらためて挙げてみましょう。

脳内アテレコのオススメ声優

●クリス → 東地宏樹

「東地さんの出ていない作品はない!」と言っても過言ではない、いまや吹き替え界の大スター。『リベレーションズ』のクリスを担当しておりますが、私は未プレイで実際どんな感じかは確かめていません。確かめなくてもハマリ役であることはまちがいありません。とくに『5』や今作の“おっさん”になったクリスはまさに適任です。

レオン → 森川智之

『オペレーションラクーンシティ』ではあまり出番がなかったので、今作でがっつりその演技を楽しみたかったところ。ただ、今作のように“おっさん”になったレオンは、森川さんより、CGアニメ版の山野井仁さんのほうが合っている気もします。

エイダ → 皆川純子

エイダは皆川さんで問題ないのですが、『オペレーションラクーンシティ』のエイダはちょっと役作りがおかしい感じがしました(っていっても、やはりセリフはひとことだけですが)。『零〜刺青の聲』の黒澤怜をもう少しアグレッシブにした感じでいいのに、中年女性のような演技だったのです(まあエイダも中年期にさしかかっていますが)。

シェリー → 園崎未恵

園崎さんは「成熟した大人の女性」というイメージがあり実際そういう役どころが多いのですが、10代の金髪の女の子も十分にいけます。このブログでは『4』のアシュリー役として考えていましたが、キャラが似ているので、シェリーでもよさそうです。

じつはまだゲーム自体を1〜2時間ぐらいしかプレイしていないため、明確なイメージがわきません。

そのほかの登場人物は、プレイを進めながらキャスティングのイメージをかためていきたいと思います。

われらが宿願『バイオハザード6』日本語版でおもしろさが倍増

【声優学入門】『名探偵コナン』に登場する安室透の声優が古谷徹だとっ!?

アニメの『名探偵コナン』には、「登場人物の声を一瞬でも聞けば、(原作を読まなくても)誰が犯人が一発でわかる」という法則があります。

これについてはいずれあらためて説明したいと思いますが、ストーリーを追いながら、「このキャラクターの声優さんは誰だ?」とキャストを想像しながら鑑賞するのも、アニメ「名探偵コナン」の楽しみ方のひとつです。

で、先週(9月1日)放送の『コナン』で、安室透という探偵が登場しました。

なんだか怪しい人物が話し始めた瞬間、「ん? これは古谷徹さんでは?」と思うと同時(古谷さんの声は声優マニアでなくても、すぐにわかりますからね)、「安室透」というテロップが目に入りました。

な……ふざけろっ!(いいぞ!)

これでは、池田秀一さんが演じる「赤井秀一」と同じパターンではないかっ!(すばらしい!)

もう、こういう声優マニアにしかわからないような遊びはやめてよね!(もっとやれ!)

でも、これって結構前からニュースになってたみたいですね。とんだサプライズ感が味わえたので、むしろ知らなくて正解でした。

※石田太郎さん演じるアメリカの探偵が「うちのカミさんがね……」などと言い出すなど、アニメ「コナン」は、“けしからんネタ”が満載のアニメです。

【声優学入門】『プロメテウス』──20世紀フォックス映画でこんな事態になるとは

『プロメテウス』は3D・日本語吹き替え版で鑑賞しました。 若手女優の剛力彩芽氏が主人公を演じることが宣伝されており、一抹の不安を感じていました。 剛力彩芽氏のことは私は知らなかったのですが、そのキャリアから考えて、その実力が評価されてのことではなく、まさに「宣伝」のためだけにキャスティングされているのではないか、という予感がありました。それは、観る側にとっても、そして本人にとっても不幸なことです。

たしかに、『プロメテウス』というタイトルでは、訴求力がないことは認めざるをえないでしょう。『エイリアン5』であれば、こんなことは必要ないはずですから。

もちろん、番狂わせというのはあります。 一見、「客寄せパンダ」として配役されていたのかと思いきや、きちんと役に溶け込み、作品を盛り上げていた例もあります。

パッと思いつくのは、『Mr.インクレディブル』の宮迫博之氏、『スチームボーイ』などの小西真奈美氏などです。

で、結果のほうですが、健闘していることは認めますが、やはり新進女優には荷が重かったといわざるをえないでしょう。 なぜなら、そのほかのキャストがベテラン・実力派ぞろいだからです。

  • エリザベス・ショウ → 剛力彩芽
  • デヴィッド → 宮本充
  • メレディス・ヴィッカーズ → 深見梨加
  • ピーター・ウェイランド → 納谷六朗
  • チャーリー・ホロウェイ → てらそままさき
  • ヤネック → 楠大典
  • ミルバーン → 落合弘治
  • ファイフィールド → 藤原啓治
  • フォード → 森結花
  • ラヴェル → 内田聡明
  • チャンス → 森田成一

劇中に剛力氏と藤原啓治さんが言い争いするシーンがありますが、こういうドラマ部分がとても辛い(沢城みゆきさんとかだったよかったなぁ)。

まあ、文句ばかりいっても始まらないので、そのほかのキャスティングを眺めてみましょう。 ストーリーを追いながら、その一方で「この声優さん誰かな?」と想像をめぐらすのが、吹き替え版鑑賞のもうひとつの楽しみです。

デイビッドの宮本さんは、すぐにわかりました。デイビッドはアンドロイドで、〈エイリアン〉のアンドロイドといえば、悪いヤツだったり、いいヤツだったりするわけですが、「今回はどっちだろう」と想像するのも楽しかったりします。

宮本さんなら「いい人」という感じがしますが、本作では感情を少し押し殺したような抑えた演技で、このキャラクターに深みを与えています。

メレディス・ヴィッカーズは、人間ですが、アンドロイドのデイビッド以上に非情な役柄。最初、田中敦子さんだと思って観ていたのですが、途中から「ん? ちがうかな」と違和感を覚えながらも、最後まで誰だかわかりませんでした。正解は深見梨加さんで、たしかに田中さんなら、もう少し温情な女性になりそうです。言い訳じゃないけど、田中敦子さんだと思う人もいるはずです。

ピーター・ウェイランドは本作の重鎮で、日本語版も大御所・納谷六朗さんが務めます。貫録たっぷりで、文句のつけようがありません。

ヤネックは頼りになる船長で、最後の最後まで東地宏樹さんだと思ってました。頼りがいがあるけども、すこし軽薄さも混じっているというのは、東地さんにぴったりなのですが、楠大典さんというのは意外です。東地さんと槙さんが似ているというのは、新たな発見でした。

そして、藤原啓治さんですが、こういうキャラクターを演じられる声優さんがいるというのは、日本の声優界が誇るべきところです。第一印象が軽い人物なのですが、それだけに危機的状況下のパニックぶりが映えます。これが、サスペンスを大いに盛り上げてくれるのです。

20世紀フォックスは、吹き替え派としては比較的信頼できる映画会社だと思っていますが、上記のような「大人の事情」を考慮すると、情状酌量の余地があるものの、やはり罪深いと言わざるをえません。 DVD、ブルーレイなどソフト化の際には、ちゃんとした声優さんが配役されたバージョンを希望したいですが、厳しいかな?

【声優学入門】『バイオハザード』シリーズはなぜ英語音声だったのか?

いま手元に、いささかマニアックなアイテムがあります。

『BIO HAZARD The True Story Behind BIO HAZARD』という小冊子で、セガ・サターン版『バイオハザード』に付属していたもの。ハードカバーの立派な体裁の本です。

ゲームの前日譚や、「トレバーの手記」(!)、設定資料などが収められた、ファンにはうれしい購入特典となっています。

この中には、ディレクター・三上真司氏による「開発秘話」も掲載されています。

ここで三上氏はゲームの音声について、「英語だけでなくじつは日本語ボイス収録も行なった。カッコ悪かったのでボツに」と述べています。

前回述べたように、深作欣二監督の“ダメ出し”にもかかわらず、長きにわたって『バイオハザード』シリーズが英語音声のみだった理由は、ここにあるように思います。

問題は、なぜ日本語音声だとカッコ悪いのか(そのように思えるのか)ということです。

かつてはゲームは、「映画のような完成度」をめざして開発が行なわれていた時期があります。

つまり、「映画のようなゲームは素晴らしい」と考えられていたのです(ひょっとすると、今もそうかもしれません)。

『バイオハザード』は、三上氏が「自分がホラー映画を作るとすれば」という思いを具体的なカタチにしたものと見ることができます(そのように発言しているのを見たことがあります)。

ようするに、『バイオハザード』はゲームというより映画なのです。

さて、映画といえば(それも「ゾンビ映画」に限定するならば)、アメリカ映画でしょう。『バイオハザード』がジョージ=A=ロメロの「ゾンビ」シリーズにインスパイアされて作られていることは、もはや言うまでありません。

アメリカ映画といえば、当然ながら英語音声(日本語字幕)ですから、『バイオハザード』=(日本製)アメリカ映画だとすると、「日本語音声がカッコ悪い」(違和感がある)と感じるのは、当然といえるわけです。

ただし、これはあくまで『バイオハザード』(第1作目)が制作された15年ほど前の話です。
いまや時代が変わりました。

映画館では、アメリカ映画も字幕版・日本語吹き替え版の2種類が上映されるのは当たり前になりました。

家庭用ソフトも、DVDやブルーレイの普及によって、1本のソフトに英語音声・日本語音声の両方が収録されるようになっています。

つまり、「アメリカ映画だから登場人物は英語を話さなければならない」という意識が次第に薄れてきた、といえると思います。

もちろん、鑑賞する側の好みもありますから、ゲームも映画も、依然として英語音声(日本語字幕)で愉しみたいという人はいるでしょう。

また、日本語吹き替えで一度鑑賞したあと、あらためて英語音声で見直す、というのも一興でしょう。いずれにしても、選択肢が広がったということです。

『バイオハザード』もようやくこの時代の流れに乗った、ということになるかと思います。

ただ、時代の最先端を走っていた作品シリーズのはずなのに、いささか遅きに失した感もないではありませんが。

【声優学入門】なぜゲームは日本語吹き替え版にすべきか──深作欣二監督が語る

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いま手元に、いささかマニアックなアイテムがあります。
『メイキング・オブ・クロックタワー3〜深作欣二がゲームを変えた〜』というDVDで、PS2ソフト『クロックタワー3』の予約特典として入手したものです。
『クロックタワー3』といえば、かの深作欣二監督の遺作として知られているゲームです。
このDVDによると、『バイオハザード』など、ほかのカプコン製ゲームと同様に、『クロックタワー3』も当初は英語音声で制作が進められていたそうです(『クロックタワー』のほかのシリーズは英語音声・日本語字幕)。
ところが、深作欣二監督の「アクションとセリフを一致させるということは、アクション映画の鉄則だからなあ」という鶴の一言で、日本語音声になったのです。
これはなかなか示唆的な言葉です。
当ブログとして、これを敷延すると「ゲームをプレイすることで生み出される生理的快楽は、映像と音声が一致することでもたされる」ということなのではないでしょうか。
つまり、日本語を母語としているプレイヤーが、英語音声(日本語字幕)でアクションゲームをプレイすると興を殺がれてしまう、というわけです。
『バイオハザード リベレーションズ』や『オペレーションラクーンシティ』で、日本語音声が採用された理由もそこにあると思われます。
この深作欣二監督の〈ダメ出し〉から10年の時を要したわけですけど……。

【声優学入門】『バイオショック インフィニット』の日本語吹き替え版の声優は藤原啓治、沢城みゆき、朴璐美

情報としてはかなり古いのですが、『バイオショック』シリーズの最新作『バイオショック インフィニット』の日本発売が決定し、なおかつ日本語吹き替え版の声優に、藤原啓治さん、沢城みゆきさん、朴璐美さんがキャスティングされているそうです。
これは非常に嬉しい話です。
まず、最新作が日本語吹き替え版であることに一安心。
というのも、第1作目は日本語吹き替えでしたが、第2作目は英語音声でした。
第2作目がゲームとしては第1作目よりよく出来ていると思われるのに、日本語吹き替えでないために、面白さが半減してしまっていた、という苦い過去があります。
今回、名前の挙がっている藤原啓治さん、沢城みゆきさん、朴璐美さんは、知名度・人気度ともに、日本の声優陣ではベスト10に間違いなく入る人たちといえるでしょう。
しかし、単なる“客寄せ”でなく、きちんと実力もともなった声優さんたちです。こういう人たちが配役されている点からも、日本版の気合い入れようがうかがえます。
もちろん、ゲームそのものも、トレーラーなどをチェックする限り、かなり期待してよいでしょう。

【声優学入門】『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』の日本語版キャストが完全判明!──レオンとエイダの声優さんに注目

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』が4月26日に発売されました。 ゲームのほうは先ほど30分ぐらい遊んだだけですが、かねてより日本語版キャストが気になっていたところ。 クレジットでそれが判明しましたので、紹介したいと思います。

以下キャスト一覧です。刮目せよ!

※一部ネタバレも含まれていますので、閲覧にはご注意ください。

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【声優学入門】もしも『バイオハザード4』の日本語版を作るとしたら?

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』の発売が4月26日に迫りました。

2月19日のエントリーで、日本語版のキャストをいろいろ想像したのですが、いよいよその答え合わせができる日がくるわけです。

今回は、ソフト発売を記念して、シリーズでも人気の高い『バイオハザード4』の日本語版を作ると仮定して、勝手にそのキャスティングを考えながら遊んでみたいと思います。

●レオン=S=ケネディ → 山野井仁

CGアニメ『バイオハザード ディジェネレーション』でレオンを演じており、先日のエントリーで『オペレーション・ラクーンシティ』のレオンもおそらく山野井さんであろうと予想しています。]

●アシュリー=グラハム → 園崎未恵

アシュリーの日本語版キャストは永らく悩みました。まあヒロインの役ですから、いま売り出し中の若い声優さんであれば、それなりにハマる感じがします。しかし、当ブログとしては妥協しません。

まずキャスティングのヒントとして、「金髪」「白人」「若い女」「父親が大物」「足手まとい」「性格がきつい」といった属性を持つキャラクターを他の作品から探しました。

で、ピンときたのが『24 -TWENTY FOUR-』シリーズのキンバリー=バウアーです。このキムを演じているのが園崎未恵さんというわけです。

あらためて『バイオハザード4』のムービーに登場するアシュリーを園崎さんで“脳内アテレコ”してみると、まさにピッタリ。ジル→湯屋敦子さん並のハマりぶりです。

アシュリーとキムの役柄としての親和性もさることながら、声質そのものがかなり近い点も注目に値します。

『バイオハザード6』の金髪はてっきりアシュリーだと思っていたのですが、これはカプコンのおおいなるミスディレクションで、実際はシェリー=バーキンでした。

ん? ということは、このシェリーを園崎さんがやるという手もあるかもしれませんね。

●オズムンド=サドラー → 津嘉山正種

なんといっても教団の自称「カリスマ」なのですから、日本語版も大御所を配役したいところ。ほかに磯部勉さんという線もありかなと思います。

●イングリッド=ハニガン → 林真里花

ハニガンは、上記『24』つながりで、クロエ役の林さんはどうでしょう。クロエはいわゆる“美女”の役ではありませんが、通信でナビゲートするというのはハニガンと共通していますし、林さん自身は“美女”役をいくつも務めています。

あとは個人的な好みで、『機動戦士ガンダム00』のスメラギのイメージから、本名陽子さんなどもよさげです。『耳をすませば』の月島雫の印象が強いですが、もちろん大人の女性も十分にいけます。

ハニガンは『6』にも登場するので、そのキャストにはとくに注目したいところです。

●ラモン=サラザール → 三ツ矢雄二

こういう“キワモノ”の役はほんとうに難しいと思うのですが、日本の声優界には適任者がいます。最近は、なぜかバラエティ番組での露出が多いようですが、三ツ矢さんであれば、サラザールのような難役もこちらの要望以上に仕上げてくれることでしょう。

三ツ矢さん以外では、中尾隆聖さんもアリかと思いますが、ちょっと個性が強すぎるかもしれません。

余談ですが、『24』にラモン=サラザールというテロリストが登場します。

●エイダ=ウォン → 魏涼子

エイダは『オペレーション・ラクーンシティ』に登場するので、いわば“正解”は出ているのですが(でもその答えはわからない)、ここではあくまで勝手にキャスティングするとしたら、のお話です。

魏さんは、『24』シーズン7でFBI捜査官のルネ=ウォーカーを演じています。ただ、個人的な印象では魏さんはルネのような暗い低音ボイスではなく、もっとあかるいはっちゃけた印象があります。エイダはその中間といったところでしょうか。

それ以外では、ベテランから伊藤美紀さん、中堅から朴璐美さんという手もありそうです。

●ガラドール → 郷里大輔

ガラドールは、カギツメを装備した盲目の巨人。ゲーム中にセリフをしゃべることはありませんが(ただのクリーチャーですし)、声は郷里さんにしか聞こえません。

『4』には、ほかにルイス、クラウザー、村長さんが重要なキャラクターとして登場しますが、これらのキャスティングは別の機会にまた考えたいと思います。

【声優学入門】青野武氏が逝去──堀内賢雄さんとのコンビが印象的

声優の青野武さんが4月9日に亡くなりました。

私たちはまたひとり偉大な声優さんを失ってしまいました。心よりご冥福をお祈りします。

さて、青野さんといえば、wikipediaなどをみればわかるとおり、その出演作品は数えきれません。

個人的には、最近の出演作として『メタルギア・ソリッド』シリーズのキャンベル大佐が思い浮かびます。

▼下のイラストは『メタルギア・ソリッド2』の「大佐」(キャンベル大佐の偽物だが、声は青野さん)。「プラント編」の主人公・雷電の任務を無線でサポートする。

Img20120417003 また、先日のエントリーでも取り上げた『宇宙船レッド・ドワーフ号』でも、宇宙船のコンピューター「ホリー」役で出演されています。

▼画像は主人公のリスターとホリー。第1話「それは終わりから始まった」より。

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マニアックなところでは、『フルハウス』のジェシーのお父さん役も印象に残ります。

▼画像はジェシー(左)とお父さんのニック(右)。セカンド・シーズン「父の夢 息子の夢」より。

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新しい作品で青野さんの声を聞くことはできなくなってしまいましたが、DVDなどではいつでも素敵な演技を確認できます。

ちなみに、上で挙げた雷電・リスター・ジェシーの声はいずれも堀内賢雄さんです。 賢雄さんの演じるキャラクターを見守る役には、たいてい青野さんがキャスティングされているというわけです。

そんなことを考えながらあらためて作品を見直してみると、またちがった味わいが出てくると思います。

【声優学入門】『名探偵コナン』の世良真純のキャスティングに腰が抜けました

少し前の話になりますが、アニメ『名探偵コナン』に世良真純という新キャラクターが登場しました。

第一声を聞いたとき、声優さんが女性であることがわかったので、「男の子のように見える女の子(最初はみんな男の子と勘違いしてしまう)」であることは見抜けました(後出しジャンケンのようで恐縮ですが)。

ですが、では具体的に誰なのかがわかりませんでした。

で、エンディングクレジットで答え合わせをすると──。

日高のり子さんなのでした。

え!?

日高のり子さんといえば、『タッチ』の浅倉南や、『となりのトトロ』の草壁サツキ、『らんま1/2』の天道あかねなどが有名です。また、個人的には『グランディア』のフィーナの印象が強烈に残っているのですが、いずれにしても、透明感のある可憐なイメージの声であることは共通しています。

世良真純は、男の子と間違われるくらいですから、野太いとまではいかないにしても、かなり低音です。すくなくとも予備知識なしに日高のり子さんだと見抜くのは無理なのではないか──。そう思わせるほどの優れた表現力が発揮された役どころといえます。

ただ、ネットなどで軽くリサーチすると、日高さんはほかにもこういった少年のような役はやっているそうです。真の日高のり子ファンならピンときたたのかもしれません。

まあ、なんにしても、『メタルギアソリッド3』のザ・ボスの声が井上喜久子さんだったというのと同じくらいの衝撃です。

そういえば、井上喜久子さんも、まさにザ・ボスの声で『コナン』に出ていますね(黒の組織のスナイパー・キャンティ役)。

おそるべし『名探偵コナン』というお話でした。