【心霊】映画『感染』に写った少女の霊の正体は!? 2012.10.04 映画に写り込んだ“心霊”としては、『サスペリア』とか『フェノミナ』とか『スリーメン&ベビー』とか『リング』とかいろいろありますが、この『感染』も、その手の話が好きな人の間では結構有名なのではないでしょうか。当ブログとしても、ホラー好きとして、もちろん大好物の話題です。また心霊ホラーの小説
『感染』に写った少女の霊の正体は!?──解決編? 2012.09.30 「少女の霊の正体」はじつは分かっていて、女優の真木よう子氏です。もちろん、この映画にも出演しています(真木氏を「少女」と呼ぶのは変ですが)。問題は、なぜ真木氏の顔が写っているのか、それが不明ということです。この場面には、本来は真木氏はいないので、写り込むのはかなり不自然です。この件に
『サイレントヒル:ダウンプア』が11月8日に発売 2012.09.20 永らく放置されていた感のある〈サイレントヒル〉シリーズの最新作が11月8日に発売されるようです。オフィシャルサイトがなかなか更新されず、ひょっとしたら製作が中断しているのではないかと心配していたのですが、無事に完成したようでなにより。今回の主人公は囚人とのことですが、『2』と同様に〈罪と罰〉みた
人は他人に暴力を振るってよいと潜在意識の中で思っているのか?──映画『CURE』の恐怖 2012.07.25 『読売新聞』(2012年5月25日付)によると、駅構内で乗客が駅員や乗務員に対して暴力を振るう事例が年々増加しており、加害者の75%が飲酒をしていたそうです。「加害者の75%が飲酒」と「飲酒している人の75%が暴力の加害者」を取り違えないよう注意しつつも、しかし、飲酒による暴力が意外に多いことに驚
『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』エコーシックス編━━暗闇の中に響き渡る少女の絶叫が恐怖感を煽る 2012.07.01 先日のエントリーで少し触れたように、『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』はダウンロードコンテンツの「エコーシックス」編こそがゲームの本編といえます。まず、主人公たちは政府側の部隊であるため、市民の救出を目的としており、シリーズの主要キャラクター(ジルやクレア、レオンなど)と交流する
『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』──シリーズ屈指の強敵が目白押しだからこそ難しくておもしろい 2012.05.04 〈あのラクーンシティでまた戦える!〉「バイオハザード」シリーズのファンにとって、これはひとつの〈夢〉でありましょう。物語の背景を熟知しているからこそ、作品への感情移入度も高まるというもの。もちろん実際は〈悪夢〉──だったわけですが。おなじみのクリムゾン・ヘッドが20体ぐらい容赦なく襲いか
鈴木光司『エッジ』──角川ホラー文庫で出さなければ… 2012.04.11 角川ホラー文庫である。にもかかわらずまったく怖くない。「ホラー文庫だから怖くなければいけない」などとケツの穴の小さいことはいいたかないが、しかしところどころに「おっ、怖くなってきたぞ」と感じさせる部分があるだけに始末が悪い。鈴木光司といえば『リング』。これも角川ホラー文庫であったが、まったく
光市母子殺人事件で死刑判決──〈国家機能限界説〉と『サイレントヒル2』から死刑を考える 2012.02.25 山口県光市で1999年に起きた殺人事件について、2月21日に死刑判決が下されました。 このような報道を目にし、耳にするたびに、心が痛みます。なぜ、心が痛むのか、その原因を考えると、死刑判決の出されるような事件は凄惨であることがひとつ。もうひとつは、死刑という名の〈殺人〉が“正当に”行
『屍鬼』(アニメ)──魂を吹き込まれ甦った者の哀しみも蘇る 2011.01.10 屍鬼に血を吸われた者は、魂を吹き込まれ、「起き上がる」。「アニメ化する(animate)」とは、「生命を吹き込むこと」。甦った村人たちの悲哀もより強くなり、小説やコミック以上に観ている者の心を揺さぶる。
お正月は暇なので「戦争と平和」について考えてみた──2日目:『サイレン』 2011.01.02 他国に攻められたときのために軍隊を持っておくのは当然──というのが自衛隊(日本の武装)賛成論です。これをわかりやすくするために、「強盗に襲われたとき、抵抗せずになすがままにしろというのか。反撃するのは当然だ」といったたとえ話で説明されることがあります。これを仮に〈強盗論〉とでもしましょう。今