【心霊】映画『感染』に写った少女の霊の正体は!?

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映画に写り込んだ“心霊”としては、『サスペリア』とか『フェノミナ』とか『スリーメン&ベビー』とか『リング』とかいろいろありますが、この『感染』も、その手の話が好きな人の間では結構有名なのではないでしょうか。

当ブログとしても、ホラー好きとして、もちろん大好物の話題です。

また心霊ホラーの小説を制作中の身としては、作品へのコンセントレーションを高めるために、キャプチャーして遊んでみました。

星野真理の演じる新人看護婦の背後に、女の霊が写りこんでいます(とされています)。

ただ、こういうのが好きな人はいいのですが、苦手な人もいるだろうし、「呪われる」と思う人もいるので、モザイクをかけました。

【閲覧注意】リンク先にはモザイクなしの画像があります。

【心霊】映画『感染』に写った少女の霊の正体は!?──解決編?

じつはこの映画の公開時に、監督の落合正幸氏にインタビューをしたことがあります(もちろん、この心霊現象についてではありませんが)。

映画の編集をパソコンで行なっているとき、よくフリーズするトラブルに見舞われ、「感染した!?」と思ったそうです。

言うまでもなく、この映画はコンピュータウィルスの話ではありません。

『感染』に写った少女の霊の正体は!?──解決編?

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「少女の霊の正体」はじつは分かっていて、女優の真木よう子氏です。もちろん、この映画にも出演しています(真木氏を「少女」と呼ぶのは変ですが)。

問題は、なぜ真木氏の顔が写っているのか、それが不明ということです。

この場面には、本来は真木氏はいないので、写り込むのはかなり不自然です。

この件については、監督もわからないと話しています。

これはあくまで想像ですが、このときあそこに本当に真木氏がいて、本番であることに気づかずに、顔を出してしまった、ということなのかもしれません(もちろん、普通は誰かが気づくのでしょうが)。

『サイレントヒル:ダウンプア』が11月8日に発売

永らく放置されていた感のある〈サイレントヒル〉シリーズの最新作が11月8日に発売されるようです。
オフィシャルサイトがなかなか更新されず、ひょっとしたら製作が中断しているのではないかと心配していたのですが、無事に完成したようでなにより。
今回の主人公は囚人とのことですが、『2』と同様に〈罪と罰〉みたいなモチーフになるのでしょうか。
だとすると、「二番煎じになってしまうのでは」という不安を覚えると同時に、「いや『2』よりさらに深化した〈哲学〉を見せてくれるかも」という期待も高まります。
現在公開されているわずかな情報のみで「購入」を決断してもよさそうですが、『バイオハザード6』がそれまでに終わっているかどうかだけが心配です。

人は他人に暴力を振るってよいと潜在意識の中で思っているのか?──映画『CURE』の恐怖

『読売新聞』(2012年5月25日付)によると、駅構内で乗客が駅員や乗務員に対して暴力を振るう事例が年々増加しており、加害者の75%が飲酒をしていたそうです。
「加害者の75%が飲酒」と「飲酒している人の75%が暴力の加害者」を取り違えないよう注意しつつも、しかし、飲酒による暴力が意外に多いことに驚かされます。
自分も酒好きのひとりとして考えるに、お酒を飲んで“よい気分”になることはあっても、他人を傷つけようという思いが湧き上がったり、暴力衝動が惹起されたりする、というのはいまいち理解できません。
そこで思い出されるのが、黒沢清監督のホラー映画『CURE』です。
この映画は、ひとことでいえば、「催眠によって人を操り殺人を起こさせる」という物語です。
劇中でも説明されているとおり、いくら催眠でも「その人の倫理観に反すること」「その人の意に反する行為」をさせることはできません。
ということは、映画の登場人物たちには、「殺人」に対して、なんら精神的ブレーキが働いていない(人を殺してもよいと思っている)ことになり、そこがこの映画の怖いところでもあります。
飲酒によって、多かれ少なかれ精神的な抑制が効かなくなることは事実かと思いますが、「他人に暴力を振るうこと」を厭わないという心理が加害者自身も自覚しないところで働いていると思うと、薄ら寒いものを感じてしまいます。

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』エコーシックス編━━暗闇の中に響き渡る少女の絶叫が恐怖感を煽る

先日のエントリーで少し触れたように、『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』はダウンロードコンテンツの「エコーシックス」編こそがゲームの本編といえます。
まず、主人公たちは政府側の部隊であるため、市民の救出を目的としており、シリーズの主要キャラクター(ジルやクレア、レオンなど)と交流することができます(ウルフパック編だと、抹殺の対象でしかない)。
そして、ウルフパック編では、敵をただひたすら撃ちまくるだけでしたが(それはそれでおもしろいのですが)、エコーシックス編では、さまざまなギミックが楽しめます。
さらに、意外に重要なのがシェリーの存在。
シェリーは、ホラーには欠かせない〈少女の悲鳴〉という要素をこのゲームに付け加える役目を負っています。
シェリーが恐怖感を煽るのです。
シェリーはこの秋発売の『6』にも登場するので、その予習として、エコーシックス編をプレイしておく意義があると思われます。
ウルフパック編にはない要素をざっくりと動画にまとめてみました(再生時間:約2分30秒)。

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』──シリーズ屈指の強敵が目白押しだからこそ難しくておもしろい

〈あのラクーンシティでまた戦える!〉

「バイオハザード」シリーズのファンにとって、これはひとつの〈夢〉でありましょう。物語の背景を熟知しているからこそ、作品への感情移入度も高まるというもの。

もちろん実際は〈悪夢〉──だったわけですが。

おなじみのクリムゾン・ヘッドが20体ぐらい容赦なく襲いかかってきたり、ハンターに囲まれてなぶり殺しにされたりするなど、〈悪夢〉以外のなにものではありません。

まさに未知の存在への恐れではなく、知っているがゆえの恐怖といった趣。

ですから、こういった難所では、初見クリアはほぼ不可能で、何度か試行錯誤を繰り返し、活路を見出していくことになります。

だからこそ、そこを突破した達成感もひとしお。

シリーズの原点回帰というよりも、“ゾンビもの”本来の恐怖を再現しているとみることもできるでしょう。

もちろん、全編とおして難しいのではなく、ようは射撃の爽快感が楽しめる部分、丁寧に敵をさばいていかなければならない部分の緩急のつけかたが絶妙で、シューティングゲームとしてはなかなかの佳作といえます。

個人的にはオンラインゲームは好みではないので、オフラインで、プレイキャラクターや武器をいろいろ変えて同じステージを繰り返し遊ぶ、といった楽しみかたになりそうです。これでは、このゲームの魅力を半分しか堪能できないかもしれませんけど。

鈴木光司『エッジ』──角川ホラー文庫で出さなければ…

角川ホラー文庫である。にもかかわらずまったく怖くない。

「ホラー文庫だから怖くなければいけない」などとケツの穴の小さいことはいいたかないが、しかしところどころに「おっ、怖くなってきたぞ」と感じさせる部分があるだけに始末が悪い。

鈴木光司といえば『リング』。これも角川ホラー文庫であったが、まったく怖くなかったことを思い出した。

〈鈴木光司=角川ホラー文庫=怖い〉という先入観を持ってしまったこちらが悪いのかもしれない。

また、作者自身も「ホラー」に重きをおいていないのだろう。あくまでSF的な理屈をこねるのが目的のようにも思える。

であれば、「ホラー」でない普通の「角川文庫」でよかったのではないか。

光市母子殺人事件で死刑判決──〈国家機能限界説〉と『サイレントヒル2』から死刑を考える

山口県光市で1999年に起きた殺人事件について、2月21日に死刑判決が下されました。

このような報道を目にし、耳にするたびに、心が痛みます。

なぜ、心が痛むのか、その原因を考えると、死刑判決の出されるような事件は凄惨であることがひとつ。

もうひとつは、死刑という名の〈殺人〉が“正当に”行なわれることに対する違和感です。

しかし、心を痛めているだけ、違和感を覚えているだけで済ませるわけにはいきません。

コトは、〈国家〉という社会システムのありかた、ひいては私たちの生きかたに関わるのですから。

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お正月は暇なので「戦争と平和」について考えてみた──2日目:『サイレン』

他国に攻められたときのために軍隊を持っておくのは当然──というのが自衛隊(日本の武装)賛成論です。

これをわかりやすくするために、「強盗に襲われたとき、抵抗せずになすがままにしろというのか。反撃するのは当然だ」といったたとえ話で説明されることがあります。これを仮に〈強盗論〉とでもしましょう。

今日はこの〈強盗論〉について考えてみます。

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