『アクションゲームサイド』Vol.A発売!──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![番外編] 2012.12.02 自分の好きなゲームについて熱く語るゲーム雑誌『アクションゲームサイド』Vol.Aが12月3日に発売されます。これは『ゲームサイド』に掲載されたアクションゲームの記事を集めたものです(新作記事もあり)。ぎゃふん工房は〈「セガ道」師範代〉として、 『ウッディポップ』(セガ・マークII
文句を言わない──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![8] 2012.11.20 「ゲームレビューを書こう」シリーズでは、ゲームの欠点を探そうとしない、まずは目の前にあるものを受け入れる。そんな話をしてきました。それに関連して、筒井康隆氏の『朝のガスパール』(新潮文庫)に、興味深い記述がありましたのでご紹介します。この作品は、朝日新聞の朝刊に連載されていたのものです。読者
たし算する──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![7] 2012.11.02 第3回で、「ゲームを否定しない。まずは受け入れる」ことが大切だと書きました。では、与えられたゲームを盲目的に信じなければいけないのかといえば、そうではありません。それでは、主体性のない、ゲーム会社にお金を貢ぐだけの“信者”になってしまい、それはそれで幸せならよいけれど、たいていの場合は楽しくない
やる前に決めない──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![6] 2012.10.18 「やる前に決めない」──はて? 何を「決めない」のでしょうか?そのゲームがおもしろいか、つまらないのか、ということです。とはいったものの、前回の「情報を集めない」と同様、これはなかなか難しい作業です。そもそも、そのゲームをプレイするのは「おもしろそう」と思うからであり、「つまらなそう」と思ったら、購
情報を集めない──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![5] 2012.09.14 これまで「ゲームの印象を他人に決められる」ことが問題であると繰り返し述べてきました。じつはここでいう「他人」には、そのゲームを発売するメーカーも含まれるのです。メーカーとしては、そのゲームの「売り」を宣伝します。ユーザーはそれを見て買うかどうか判断するわけですが、その「売り」の部分さえも、究
反論してはいけない──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![4] 2012.08.11 シリーズ第2回で、「レビューを書く前に他人の批評を見ない」と書きました。しかし、実際は情報をまったく遮断することは不可能で、不可抗力で目にしたり、ついつい評判を調べたりしてしまうものです。それはそれで仕方ないとして、注意すべきは、いざ自分のレビューを書く段になったときに、それらの反論を書かな
まずは受け入れる──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![3] 2012.07.29 前回は「ゲームの欠点を探すこと、否定することは簡単」と書きました。これはゲームに限らず、映画、音楽、本など、どの作品ジャンルにも当てはまるでしょう。いや、それどころか人間関係においても、この法則は成り立つかもしれないのです。他人の良いところを述べるより、悪口を言うほうが簡単。いや、まわり
書く前に他人のを見ない──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![2] 2012.06.17 ゲームを購入する前に、ネットのレビューを参考にする人は多いと思いますが、ゲーマー歴30年の当ブログの経験則から断言すれば、それはまったくオススメできません。これは〈アジェンダ・セッティング〉または〈世界の果て〉と呼ばれる問題が生じるからです。 すなわち、そのゲームに対する印象が他人によって決
ゲームのレビューを書こう![1]──ゲームをより深く楽しむためのライフスタイル 2012.05.24 ゲームのレビューを書き始めたのは小学生のときでした。それ以来、月日が流れ、“ゲーム好きの少年”が“いい歳してゲームにうつつを抜かすおっさん”になってしまった今でも、このブログでゲームのレビューを書いているのはなぜでしょう。その秘密を探るため、「自分探し」のようなエントリーをこれから不定期連載