【カクスコ名言集】「ごちゃごちゃ考えるっていうのは、何も考えないのと同じ」

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伝説の劇団「カコスコ」の公演から、名台詞を紹介していくシリーズの第3弾。今回は、ぬいぐるみ劇団「丸子組(まりこぐみ)」の団員がドタバタする「上りの始発」を取り上げます。
団員の久保木が掃除をしていると、副団長の浜田が缶詰めを持ちながら「オーイ、オーイ」と誰かに呼びかけています。
丸子組は、1週間ほど前からこの古い駅舎で寝泊まりしているのですが、そこにいた猫にエサをあげたりして、可愛がっていたようです。
しかし、今日は姿が見えないので、浜田がエサの缶詰めを持ちながら探していたわけです。
問題は、猫に名前がないことです。だから「オーイ」と呼ぶしかありません。
そこで、浜田は「今、つけちゃおうか」と久保木に提案します。
久保木は、「今つけた名前を呼んだって、猫が出てくるわけがない」と反論します。
それに対して浜田は、


ごちゃごちゃ考えない。ごちゃごちゃ考えるっていうのは、何も考えないのと同じことなんだから。

といって取り合いません。
これは、なかなか示唆的な言葉です。
たしかに、いくら考えても結論の出ないゴタゴタ、考える意義のない課題、今考えるべきでない問題に頭を悩ませることは日常生活でもよくあることです。
そんなとき、私は浜田さんのこのセリフを思い出し、戒めとしています。
結局、浜田は猫に「ペス」という名前を付けます。当然、久保木からは「それじゃ犬ですよ」というツッコミが入ります。

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