『クローバーフィールド/HAKAISHA』(映画)──ネタが割れても十分楽しめる

「ネタバレ注意」って言ったって、自由の女神の首がすっ飛んでくる予告編を見たら、おおよその内容は想像できちゃうんだよな。

だから、「ネタバレ注意」ってところをあんまり強調しないほうがいいのではないか。たしかに、あらかじめ詳しい内容を知りすぎないというのは、映画鑑賞のイロハではある。

ただ、本作品の場合、ネタがあるていど割れても十分に楽しめる、ということだ。

安易に先が読める物語展開も、この作品に関しては、マイナスではない。「来るぞ、来るぞ」と思っているときに「ドーン!」ってなるほうが、実は衝撃度が大きかったする。

ストーリーを盛り上げるためのとってつけたような設定がこれまた秀逸。どうせなら、もっと「とってつけた」ほうがよかったが、物語の主軸が“I LOVE YOU”系であることを考えると、バランスとしてはいい塩梅だったのかもしれない。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おしらせ

現在は〈ぎゃふん工房の作品レビュー〉gyahunkoubou.comにて更新しています。

こちらの記事もどうぞ

  1. 『死刑』──賛成派・反対派のどちらでも参考になる

  2. 『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』──シリーズ屈指の強敵が目白押しだからこそ難しくておもしろい

  3. 『大日本人』(映画)──誰もが笑えるわけではないが生真面目な制作姿勢は評価できる

  4. 今野晴貴『ブラック企業 日本をくいつぶす妖怪』──ブラックなのは「会社」ではなく「社会」

  5. このブログを〈本〉にした『ぎゃふん』第3号が2012年1月1日にリリース!

TOP