芸術の秋!ということで、キレイな写真を眺めて
楽しいひとときを過ごそうと
東京都写真美術館に行ってきました。
「私を見て!ヌードのポートレート」のほうは
その名のとおり、ヌード写真の展覧会です。
「キレイな被写体」といえば女体だろ
という中二病的な発想で選んだのですが、
撮影時の風俗や文化、表現方法の違いなどが
わかるという意味で興味深いものの、
純粋に「キレイな女体」を求めると
なんだか心に響く作品は少なかったと思います。
それは、芸術的に女体を撮った写真というよりは
「裸の人間個人」に焦点を当てた展覧会だったからでしょう。
(ちなみに“男体”もあります)
もちろん、女優やタレント、プロのモデルを被写体にしたものは
「キレイな女体」になっていて、数は少ないのですが、
興味をひくものがありました。
一方、その下のフロアでやっていた
「オノデラユキ 写真の迷宮へ」展のほうは
作品の点数は「私を見て!」より少ないのですが、
琴線に触れる写真が目白押しでした。
いや、ここまで“アタリ”が多い展覧会は久しぶり。
まずは撮影の意図や制作方法の解説を見ずに
ひととおり作品を眺めたあと解説を読み、
あらためてじっくり鑑賞するのがオススメです。
「私を見て!ヌードのポートレート」
会場:東京都写真美術館(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)
期間:10月3日(日)まで
料金:一般500円 学生400円 中高生・65歳以上250円
「オノデラユキ 写真の迷宮へ」
会場:東京都写真美術館(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)
期間:9月26日(日)まで
料金:一般700円 学生600円 中高生・65歳以上500円
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