書く前に他人のを見ない──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![2]

ゲームを購入する前に、ネットのレビューを参考にする人は多いと思いますが、ゲーマー歴30年の当ブログの経験則から断言すれば、それはまったくオススメできません。

これは〈アジェンダ・セッティング〉または〈世界の果て〉と呼ばれる問題が生じるからです。
すなわち、そのゲームに対する印象が他人によって決められてしまうのです。

前回述べたように、そのゲームがおもしろいかそうでないかの根拠は、その作品ではなく、自分の中にあります。

しかし、他人のレビュー(感想)を読むことによって、おもしろさ(つまらなさ)の根拠が自分の外に出てしまうのです。

これはゲームをプレイするにあたり、非常に好ましくない状況といえます。

とくにネット上のレビューは、ゲームに対する否定的な意見が多数派を占める傾向があります。

否定的な意見を目にしながら、そのゲームを楽しむというのはなかなかできるものではありません。

では、なぜ肯定的な意見より否定的な見方のほうが多くなるかというと、人は褒めることより貶すことのほうが得意であり、モノに対する文句・愚痴は際限なく言えてしまうからです。

これはゲームのレビューの話に限らず、みなさんも日常生活においてよく経験することではないかと思われます。

〈ゲームの欠点を並べる=簡単、ゲームのよいところを探す=難しい〉という図式が成り立つので、そのゲームの美点を述べるレビューは、非難するレビューよりも価値が高いと考えます。

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