dream(旧)&dream(新)(アーティスト)──発表! 「dreamはショートケーキである」理論

先週のdreamの批評で「藤本美貴と売り場面積を争っていました」と書いたので、「きっとヤツは藤本美貴のアルバムも買っていて、今週はその批評にちがいない」と思った人もいるかもしれない。残念でしたな。たしかに、藤本のアルバムも買ったのは事実であるし、何を隠そう私自身も同じように考えていたのだ。しかし、dreamのアルバムを一週間聴いているうちに「あ! これは! もしかして! ひょっとすると!」という“発見”があったので、ここで報告しておきたい。
タイトルにあるとおり、「dreamはショートケーキである」という話だ。
dream(旧……って表現はなんかイヤだけど)において、まず基本となるボーカリストは佳奈である。これはショートケーキでいえば、ケーキを形づくるのに不可欠なスポンジ(カステラ)の部分にあたる。では、優は何か。スポンジの間にはさまっているフルーツであろう。ちょっと酸味があり、容積こそスポンジよりも小さいが、確実に自己を主張する。となると、麻衣ちゃんは? これは言うまでもない。すべてを包み込む、甘いあ麻衣クリームである。
ここでのポイントは、カステラもフルーツもクリームも、それぞれがひとつの食べ物としても成立している点だ。しかし、どれかひとつでも欠けたら、基本的にはショートケーキ、すなわちdreamは成り立たない。
さて、実は今回の本題はここからである。
dream(旧)とdream(新)は別物。ここに異論の挟む余地はない。
しかしながら。
両者を比べたとき、相違点は、麻衣ちゃんがいないという以外にも、それこそたくさんあるけれども、実はわずかながら共通点もあるのではないか、というのが今回の私の主張なのだ。そしてそれが
「dreamはショートケーキである」
という点なのではないか、と思うのだ。
dream(新)においても、佳奈のボーカリストしての役割はスポンジであるし、優はフルーツなのだ。
となると、クリームは誰なのか?
しかし、これは現時点ではよくわからない。残りの6人のうちの誰かなのか、あるいは複数なのか、あるいは6人全員なのか。また、麻衣ちゃんがプレーンなクリームだったのが、チョコレートクリームになってしまったりするのかなど、すっきりしない点は多い。
とはいうものの、麻衣ちゃんファンにとって、こんなことはどうでもいいことであろう。「だから何?」ってなもんだ。しかし、私としては、dream(新)も(よっぽど出来が悪いなら別だが)注目していきたいと思う。その理由は2つある。
その1:それが麻衣ちゃんからの「お願い」だったから。
その2:それが麻衣ちゃんとの「絆」だから。

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