dreamの良いところは、あまり売れていないことである。
本来なら、エイベックスに所属するアーティストとしては短所となるはずだが、ここへ来て、この短所が長所へと変わった。
すなわち「売れていない」=「知られていない」=「アンダーグラウンドの香りがする」のだ。
グループ名の変更は、大きな転換となるはずだが、実は楽曲そのものはこれまでの延長線上にあり、あまり変わっていない。
しかし、この「アンダーグラウンドの香り」が付加されることで、危険な感じが漂ってくる。まさに「甘い毒薬」ってわけだ。
メンバーの実力や意向が5年前と同じであるはずはないが、聞いているこちらのほうも、多かれ少なかれ嗜好は変化する。
だから、今回のような「アンダーグラウンド」臭の付加は、歓迎したいところだ。
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