〈FHR〉って〈A.T.フィールド〉のことじゃね?

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のDVDとブルーレイが 5月26日にリリースされます。 「みなさんはもう予約しましたか?」

はーい(*゚▽゚)ノ

──ってことで、『エヴァンゲリオン』で思い出したのが、 「〈FHR〉って、まさに〈A.T.(エーティー)フィールド〉のことだよなあ」 ということ。

今回は〈FHR〉が〈A.T.フィールド〉として どこまで語れるのかやってみよう。

ただし、ここでいう『エヴァ』は とりあえず10年前に完結している 「旧世紀版」の話。 新劇場版にも〈A.T.(エーティー)フィールド〉は出てくるけども 旧世紀版と同じ概念なのかは 物語が完結していないので、 まだまだ予断を許さない状況だ。

といったわけで、 以下、旧世紀版『エヴァンゲリオン』のネタバレ (場合によっては「新劇場版」も) を含みます。

まず、〈A.T.フィールド〉とはなんぞ

作中に登場する少年(渚カヲル)の言葉を借りれば

「何人にも犯されざる、聖なる領域。心の光」
「誰もが持っている心の壁」

ん?( ̄Д ̄;;

これだけでは何が何やらわからないが、 アニメーションのよいところは 抽象的な概念を具体的なビジュアルで 見せることができる点にある。

実際、このシーンでは、 エヴァが持っている巨大なナイフ(プログナイフ)の刃先が少年に向った瞬間、光とともに弾かれる様子が描かれる。

う〜ん、わかりやすい。

つまり、〈A.T.フィールド〉とは 巨大な力に対抗するために誰もが持っているバリアのようなもの と考えることができる。

以上をふまえて、あらためて〈FHR〉を説明してみよう。

  • 何人にも犯されざる、聖なる領域。心の光
  • 誰もが持っている心の壁
  • 巨大な力に対抗するために誰もが持っているバリアのようなもの

ってことになる。

ということならば、 〈基本的人権〉を〈FHR〉ではなく 〈A.T.フィールド〉と言い換えればよさそうだけど 『エヴァ』を知らない人にはわかりにくいし、 だいいち、用語をパクってしまうことになるので、 理論にオリジナリティを出すためには 自分で考えた言葉のほうがいいわけで。

でも、『エヴァ』を知っている人は(私自身も含めて) 〈FHR〉=〈A.T.フィールド〉 と考えると非常に理解しやすいわけだ。

ちなみに、旧世紀版『エヴァ』には 〈アンチA.T.フィールド〉というのも登場するので、 そうなると、〈アンチFHR〉という概念も作れそうだ。

ちくしょう、おもしろくなってきたぜヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

じゃあ〈アンチFHR〉ってなに? ってことになるわけだけど、 それは、おいおい考えるってことにしとこか。

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