『SIREN(サイレン)』(ゲーム)──ゲーム黎明期のパズルゲームのような雰囲気が漂うホラーアクション

主に週末だけのプレイだったとはいえ、クリアするのに3ヶ月もかかってしまった。こんなことは最近では珍しい。

長い付き合いだっただけに、言いたいことはいろいろあるのだけれど、今回は1点だけ述べておきたい。

それは「何だか懐かしい香りのするゲーム」だということだ。

敵の行動パターンを解析し、攻略法を見出す。1つのシナリオ(ステージ)をクリアするまでに、ゲームオーバーになる回数は1度や2度ではきかない。自分なりの方法を見つけるまで、何度も何度もやり直さなければならない。

キーアイテムを発見し、イベントを発生させるなど、『バイオハザード』や『サイレントヒル』シリーズのような最近の流行りのシステムを持ち合わせているものの、実際のプレイ感覚としては、パズルゲーム、それもゲーム黎明期のそれに近い。

ネット上では、安易に解法を求める人々が多かったが、昔はネットも攻略本もない中で自力で解いていたのだし、そんな古き良き時代の雰囲気を味わうのに最適なゲームでもあるのだ。

といいつつ、私も結果的に攻略サイトを覗いてしまっていたのだが。(今ではとても後悔している。)

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


こちらの記事もどうぞ

  1. みみピチレ卒業おめでとう(*⌒O⌒*)

  2. 安室奈美恵『Uncontrolled』──ダウンロードでなくCDを持っておきたい

  3. 死刑否定論者が考える「死刑肯定論」──『ジョジョの奇妙な冒険』にみる殺人に対する〈裁き〉

  4. 【死刑】殺人をさせてはならない──〈三角頭〉論と〈国家機能限界説〉

  5. 怪談を作ったので読んでみた3「閉まるドアにご注意ください」

TOP