『フォーン・ブース』(映画)──趣向」の面白さだけじゃないのがエラい

電話ボックスの中だけで物語が展開するという非常に珍しい趣向の作品。

こういったタイプの作品は、えてして「趣向」の面白さが先に立ち、肝心要の脚本がおろそかになりがちだが(そうだとしても映画としては成立し、評価されることが多いのだが)、中だるみすることもなく、最初から最後までまったく目が離せない作品になっている。

こういうことは珍しい。

犯人の背景を描くなど、もっと物語を膨らませることもできたのだろうが、まあ、このくらい(約80分)がちょうどいいのだろう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おしらせ

現在は〈ぎゃふん工房の作品レビュー〉gyahunkoubou.comにて更新しています。

こちらの記事もどうぞ

  1. 怪談を作ったので読んでみた2「死者の声が聞ける電車」

  2. 貫井徳郎『乱反射』──読後にどう受け止めたらよいか困惑する

  3. 『ソニックジェネレーションズ 白の時空』体験版をプレイしてみたよ

  4. 『ランド・オブ・ザ・デッド』(映画)──ただのゾンビ映画ではないことは先刻承知。ではプラス要素とは?

  5. 『裏ホラー』(DVD・ネット)──女性が“汚される”ことへの嫌悪と憧憬

TOP