『サイレントヒル 4 ザ・ルーム』(ゲーム)──ホラーゲームとしては佳作だがシリーズ最新作としては……

ホラーゲームとしては悪くない。不死身の敵「ゴースト」や、絶対安全だと思っていた場所が実はそうではなかったというどんでん返しなど、新鮮な恐怖の感覚を提示してはいる。

だが、この「新鮮な恐怖の感覚」というのが問題なのだ。

新機軸を打ち出した代わりに、シリーズを特徴づけていたもの(霧の立ち込める町の徘徊、敵の接近を知らせるラジオの雑音など)がことごとく消えている。

同シリーズのプレイヤーが「暗黙の了解」として期待している要素が欠けているゲームに、「サイレントヒル」という冠が付けられている。これには疑問を感じてしまう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おしらせ

現在は〈ぎゃふん工房の作品レビュー〉gyahunkoubou.comにて更新しています。

こちらの記事もどうぞ

  1. 【字幕実況】アーシャといっしょにモンスターワールドIV[18]&[19]最終回

  2. 『サイレン』(映画)──ゲームを知らない人にわかるかな? わっかんねえだろうなあ……

  3. 『ドッグヴィル』(映画)──“人間の本質”を炙り出す表現形式

  4. 【声優学入門】青野武氏が逝去──堀内賢雄さんとのコンビが印象的

  5. 石持浅海『耳をふさいで夜を走る』──今回の推理の対象は殺人ではない

TOP