『キル・ビル Vol.2』(映画)──「長いひとつの映画の後半部分」という側面をどう見るか

『キル・ビル』シリーズはもともと長いひとつの作品だったのを製作中に前後編に分けられたことはよく知られている。本作品の鑑賞にあたって、この事実をどう見るかだ。「元はひとつの作品なんだから、テンポ、テイストは統一すべき」なのか、「いや、製作事情はどうあれ、別の独立した作品として考えるべき」なのか。それによって評価は変わってくる。前者と考える(期待している)場合は、まったく楽しめないだろうと思う。では、後者と考えた場合は? 個人的には、前作のような派手な殺陣やユニークすぎる登場人物といった要素がなくなったのはさして気にはならないし、「タランティーノらしさ」が随所に出ていて、そこそこ楽しめた。しかし、無駄に長いところはマイナスだ。冗長さは意図したものなのかもしれないが、もっと贅肉を落とすべきではなかったか。
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【キル・ビル Vol.2】監督・脚本:クエンティン=タランティーノ/出演:ユマ=サーマン・デヴィッド=キャラダイン・マイケル=マドセン・ダリル=ハンナ・ゴードン=リュー・サミュエル=L=ジャクソン

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