まずは受け入れる──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![3]

前回は「ゲームの欠点を探すこと、否定することは簡単」と書きました。
これはゲームに限らず、映画、音楽、本など、どの作品ジャンルにも当てはまるでしょう。
いや、それどころか人間関係においても、この法則は成り立つかもしれないのです。
他人の良いところを述べるより、悪口を言うほうが簡単。いや、まわりにはそういう人が多い。そんな実感はないでしょうか。
このように、人は否定的意見が頭に浮かぶことが自然であるから、逆に意識して対象の良いところを見つけるように努力しなければならない──という理論が成り立ちます。
ゲームに関して言えば、事前に「おもしろそうだ」と思ったからこそ、そのソフトを購入したはずなのです。
だとすると、冷静に分析すれば「箸にも棒にも掛からないほどつまらない」という可能性のほうが少ないのではないでしょうか。
なんらかの興味を持って入手したのなら、どんなゲームでも良い部分を見出せるはず。
このことを肝に銘じておいてください。
「そこまで苦労して『よいところ』を探す必要あるのか?」と思う方もいるかもしれません。
悪口を言うことが、ある種のストレス解消になる人もいるでしょう。
しかし、ここで主張しているのは、あくまで「よりよいゲームライフを送るための」ゲームレビューのススメです。
「あ〜あ、買って損した」とヤキモキするよりは、「予想と違っていたけど、これはこれはこれでいい」と考えるほうが、精神衛生上、何倍もメリットがあるはずです。
どんなゲームにも欠点はあります。でも、それを探すのは、良い点を見つけてからでも遅くない。いや、むしろ欠点より先に良いところを探す努力をするほうが大切なのです。

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