『ビー・バップ・ハイスクール』(テレビ)──登場人物の存在感に時代の流れってヤツを感じる

奇遇にも、今回のテレビ版放映のことを知らずに、先日、劇場版『ビー・バップ・ハイスクール』第1弾〜第6弾を一挙に観た。で、両者を比較した場合、どうしても時代の流れってヤツを感じぜざるを得ない。

べつに今回のテレビ版が荒唐無稽すぎる、ってわけじゃない。嘘っぽいのは昔からだ。

気になるのは、登場人物が全体的に「貧弱」な感じがすることだ。

劇場版の方は、「ホンモノの不良」(=素人)を起用していただけあって、演技力は評価に値しないものの、それなりに存在感はあった。だが、今回のテレビ版は、精神的に華奢な連中がそろっている印象を受けるのだ。

唯一、石原さとみの美貌には目をみはるものがあるが、よく見ると、一番最初に名前がクレジットされているではないか。なんのことはない、これは石原さとみのプロモーション番組だったのだ。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


こちらの記事もどうぞ

  1. むかし書いた「阪神大震災 ボランティア報告」をアップしてみた(1)

  2. 情報を集めない──ゲームをより楽しむためにレビューを書こう![5]

  3. dream『dream live 2003〜dream world〜』(DVD)──意外にも旧dreamの路線が受け継がれていた最新ライブDVD

  4. 【カクスコ名言集】「人間なんてね、この大宇宙に比べたら、もうこんなちっぽけなものなんですから」

  5. 春橋哲史『疫病惑星を封鎖せよ』──空想科学の〈ワクワクドキドキ〉に浸れる本格正統派SFストーリー

TOP