『バタフライ・エフェクト』(映画)──ありふれたテーマなのに最上級の娯楽作品に仕上げた手腕に脱帽

れてきたありふれた話である。最近の映画でいえば、『タイムマシン』に似ている。だが、あちらは、主人公と脚本家が「恋人」に執着するあまり視野狭窄に陥ってしまい、物語としてまとまりのないものになっているのに対し、『バタフライ・エフェクト』の主人公と脚本家は、恋人だけでなく、友人や家族にまで気を配っているために、物語に厚みが出、「どこかで見たような」感を抱かせず、最後まで観客を放さないところがすばらしい。手垢のついたテーマでも、超一級のクリエイターが手がければ、最上級のエンターテイメントに仕上がる、という見本になっている。

公式サイト THE BUTTERFLY EFFECT – バタフライ・エフェクト

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おしらせ

現在は〈ぎゃふん工房の作品レビュー〉gyahunkoubou.comにて更新しています。

こちらの記事もどうぞ

  1. 『コワイ女』(映画)──〈完成度〉は高いが〈満足度〉が低いワケは……

  2. 新ブログの人気記事10選をご紹介!

  3. 『告白』──ホラーとコメディの境界線を微妙なバランスで渡っていく映画

  4. 春橋哲史『疫病惑星を封鎖せよ』──空想科学の〈ワクワクドキドキ〉に浸れる本格正統派SFストーリー

  5. 『BIOSHOCK(バイオショック)』──誇張とリアルの奇妙なバランス

TOP