【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート4/5]──ギュリ(KARA) 2012.04.03 昨日は、「何が大切で何が大切でないか」を見きわめることが重要であり、「価値には優先順序がある」ということがわかりました。これについてさらに考察を深めるために、KARAのプロモーション用ビデオ(PV)を収録したDVD『KARA BEST CLIPS』を鑑賞します。 (さらに…)
LMFAO『Sorry for Party Rocking』──元気が出てくる。カラ元気、かもしれないけど(爆 2012.02.04 後出しジャンケンのようで恐縮ですが、昨年の秋ごろ「PARTY ROCK ANTHEM」を聞いて、「お! これは」と思い、CDを買おうかどうか迷っているうちに年が明けてしまい、昨年のナンバーワンになったと知って、あわてて購入した次第。普段は手を出さないジャンルですが、もちろん嫌いじゃない。わけも
倉木麻衣『OVER THE RAINBOW』──神の視点からこの世のことわりを語る 2012.01.22 倉木麻衣のアルバムを買ったのは、『If I Believe』以来、約9年ぶりとなる。昔なじみに久しぶりに再会した。そんな心境だ。かつての歌声は「ウィスパー・ボイス」といえば聞こえはいいが、悪く言えば声が内にこもる感じがあった。楽曲もよく、歌唱力も劣っているわけではないだけに、もったいないと思
ロシアン・レッド『フエルテベントゥーラより愛をこめて』──ひと足はやく春の兆しを感じさせるギターの調べ 2011.12.24 スペインのシンガー・ソングライターなのに「ロシアン・レッド」という名前で、歌っているのは英語だ。まさに「音楽に国境はない」を地でいくCDアルバム。しかも、「タランティーノ」などというタイトルの楽曲もあり、タランティーノといえば、もうあの人しか思い浮かばないわけで、ボクたちの感性との親和性も高い
KARA『KARA BEST CLIPS』──感謝する。その暴力的な愛おしさに 2011.12.11 ★テーゼ1★ ビデオクリップは暴力的であるこのブログを初期のころからお読みの方はご存知かもしれないが、ここは「歌って踊るおねいさん取扱店」でもある。ところが、ここ数年は、その手の作品をほとんど取り上げていない。なぜか。年齢的な嗜好の変化もあるかもしれないが、「暴力的な表現」のインパク
栗山千明『CIRCUS』──歌のうまい女優によるPVの無敵ぶり 2011.04.23 PV付きのCDを買ったのは久しぶり。そして良い買い物をしたなというのが率直な感想であります。PVといえば、ボーカリストが“女優”の真似事をしているっていうのが普通なのですが(歌うのが本職であるわけだから)、栗山千明の場合はまさに女優こそが本職なわけで(それも世界レベルの)、そのPVの完成度の高さ
SPEED『あしたの空』(CD)──SPEEDは〈神〉になった 2009.01.24 SPEEDはデビュー当初から〈完成〉していた。だから、他のアイドルユニットのように表現力が〈成長〉するのを見る楽しみは味わえなかった。では、解散後8年ぶりに(そして“つなぎ”としてリリースされたアルバム『BRIDGE』から5年ぶりに)われわれの前に現れた彼女たちは、まったく〈進歩〉していないのか
DRM『DRM』(CD)──ユニット名の変更で変わるもの、変わらないもの 2007.11.25 dreamの良いところは、あまり売れていないことである。本来なら、エイベックスに所属するアーティストとしては短所となるはずだが、ここへ来て、この短所が長所へと変わった。すなわち「売れていない」=「知られていない」=「アンダーグラウンドの香りがする」のだ。グループ名の変更は、大きな転換とな
ZARD『Golden Best 15th Aniversary』(音楽)──十代、二十代の小娘には出せない、坂井泉水の女性ならではの包容力とやさしさ 2007.06.03 今晩は、ワインとチーズを堪能しながら、15年の軌跡をじっくりと追うことにしました。ボーカリストにとって、その歌声を聞くことが、なによりの供養になると思ったからです。楽曲により深く没入するために、部屋を暗くして、ロウソクの明かりだけを灯しました。織田哲郎のアクセル全開の楽曲もよいけれど、十代、二
松室麻衣『Destiny/LOVE-1』(音楽)──空腹は最高の調味料である 2006.07.02 Hunger is the best sauce.(空腹は最高の調味料である)まさに4年間の“空腹”だった。 “空腹感”に耐えきれずに、あきらめてしまった者。 あるいは、ほかの“ご馳走”に手を出してしまった者。 そういう者たちには、この『Destiny/LOVE-1』の真価は味わえない。待ち焦がれ、