5月3日の放送分で、帝愛のナンバー・ツー黒崎義裕さんが登場しました。
黒崎さんは原作では、大槻班チョーの“常勝のしくみ”、そのポイントを読者に解説するという重要な役割を負っていましたが、前シリーズの利根川先生と異なり、いかんせん出番は多くありません。
なので、(こういっちゃ失礼ですが)黒崎さんのキャスティングはそれほど有名でない声優さんでもよかったのでしょう。
しかし、『カイジ』スタッフはこれで終わらなかった。われわれの裏の裏をかく作戦に出た。端役にも主役クラスを惜しげもなく投入してきた。
黒崎さん役に、おいたん…いや、雷電……いや、堀内賢雄さんをぶつけてきたのだ!
ふざけろっ!(©福本信行)
「誰でもよい」と思いつつも、黒崎さんのキャスティングには注目していました。
実際、放映中にも声を聞いて、一生懸命声優さんを当てようとしました。
「ん? どっかで聞いたことある声だな」とは思いましたが、最後までおいたんの名は思い浮かびませんでした。
聞いたことあるもなにも、20年以上聞いておるわっ!
エンディングのクレジットを観て「え? うそ!?」となり、わざわざ巻き戻して聞き直してみると、確かに賢雄さんで間違いないものの、あまり聞いたことのない役作りをされていました。
だから、声優さんが誰かわからなくてもしかたなかった。そう思った次第です。
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