『デッドコースター』(映画)──これぞ正しい人間の殺し方

飛行機の墜落事故、ハイウェイでの大規模玉突き事故を免れた幸運な人々。しかし、実は彼らは<死>の運命から逃れたわけではなかった。<死>のリストに載ったものは必ず死ぬ。

手を変え品を変え襲いかかる<死>をかわしつつ、<死>のリストを書き換えるべく、主人公たちが奮闘する……という内容の映画ではあるが、実はストーリーや設定は“後付け”で、制作者の頭に最初に浮かんだのは「人の死ぬ様を最新技術で見せたらさぞかし面白かろう、くくく」というものだった(と思う)。

「人間の死に様をいかに魅力的に描写するか」に最大限労力が注がれている。実に悪趣味な映画なのだ。

とはいえ、“後付け”のストーリーや設定が非常によく出来ているので、悪趣味ではあるが後味は悪くない。そこが評価に値する。

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