異星人からの侵略に立ち向かう兵士たちの姿を淡々と描く。
淡々と──つまり、安っぽいヒューマニズムを振りかざさない製作姿勢には好感が持てる。
あくまで主人公とその部隊に焦点をしぼり、マクロ的視点からの描写を切り捨てたことで、臨場感やリアリズムが増すことになった。
ただ、これだったら「主人公の動かせる映画」であるテレビゲームでいいのではないか、という思いを抱いてしまうのも事実だ。
人によって異なると思うが、個人的には『レジスタンス』シリーズがやりたくなる。
人間ドラマをあえて省いた点は、映画としては成功かもしれないが、テレビゲームに対抗する娯楽作品として見た場合、疑問符がついてしまうのだ。
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- 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』── またしてもテレビゲームのほうが勝ちなのか!?
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