【声優学入門】クリスとジルの日本語版キャストがハマりすぎて怖い──『バイオハザード リベレーションズ』 2012.01.28 ニンテンドー3DSを持っていないので、あくまでオフィシャルサイトでトレーラー映像を見た感想なのですが──。クリスとジルの日本語版キャストがあまりにハマりすぎて笑った……いや怖すぎる。 これはニンテンドー3DSの購入を本格的に検討しなければならない事態だ!今回は、当然ながらゲームのレビューでは
『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』──こんなにおもしろいゲームを作っちゃダメ! 2011.11.20 前作『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』は、名実ともにPlayStation3ソフトの中で頂点に立つと断言できる。これを超えるのはやはり『アンチャーテッド』でしかあり得ないのか──。と書き始めたところで、「ちょっと待てよ」と思う。「超える」とか「超えない」とか、もはやどうでもいいのではな
【声優学入門】『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』──プレイする前にまずはキャスティングで楽しもう 2011.11.06 もう30年近く声優マニア、ゲームマニアをやっていますので、機会を見つけて、マニアとしての作品体験にもとづいた記事をちょこちょこ書いていきたいと思います。声優マニアといっても、私の場合はどちらかといえば「アニメ」ではなく「洋画の吹き替え」寄りです。ゲームはどちらかと言えばアニメのほうが親和性が高い
『レジスタンス3』──これこそほんとうの〈レジスタンス〉(=抵抗) 2011.10.10 「レジスタンス」という言葉には「微力ながらも信念を持って強大な力に〈抵抗〉する」というイメージがある。この第三作目をプレイしてから、前2作を振り返ると、戦っていたのはオフィシャルな軍隊だし、主人公は超人だし、厳密な意味での「レジスタンス」ではなかった気がしてくる。本作の主人公も、実際プレイして
『龍が如く OF THE END』──歓楽街で遊んでいる暇がない 2011.10.10 東日本大震災の影響で発売が延期され、3か月後に届いたパッケージには「がんばろう、日本!」の文字が……。売上の一部が義援金として寄付されるらしいから、この「日本」はわれわれの住む現実の「日本」かと思っていたら、じつはゲームの世界の「日本」なのであった。──というのは、半分冗談ではあるけれど、『
『ソニックジェネレーションズ 白の時空』体験版をプレイしてみたよ 2011.06.25 「ゲームの総合的なクオリティーは、グラフィックのそれで判断できる」というのがぼくの持論で、画面写真でも「あぁ、これは力が入っているな」「あぁ、これは手抜きだな」というのはだいたいわかるものだ。ソニック・ザ・ヘッジホッグ画面を見たことある人は少ないと思う。『アレックスキッド』と『ワンダーボ
お正月は暇なので「戦争と平和」について考えてみた──2日目:『サイレン』 2011.01.02 他国に攻められたときのために軍隊を持っておくのは当然──というのが自衛隊(日本の武装)賛成論です。これをわかりやすくするために、「強盗に襲われたとき、抵抗せずになすがままにしろというのか。反撃するのは当然だ」といったたとえ話で説明されることがあります。これを仮に〈強盗論〉とでもしましょう。今
〈アジェンダ・セッティング〉とは〈世界の果て〉のことかもしれない 2010.12.26 先日、ニコニコ動画のゲーム実況で「グランディア」を見ました。もちろん、自分自身でプレイし、攻略本も作ったわけですから、物語については熟知しているはずなのですが、またしても号泣してしまいました。なに、この涙腺破壊力。他人のプレイにもかかわらず、大切な仲間がパーティから離脱したときの喪失感。
『BIOSHOCK2(バイオショック2)』──ほんのちょっとがとっても大事 2010.10.16 『天空の城ラピュタ』のラスト、パズーとシータがラピュタを離れるとき、パズー視点で、誰もがその存在を忘れていた「ロボット」の歩く様子がちらりと映るカット。『キャンディキャンディ』の主題歌で、♪なきべそなんてさよなら ね! の「ね」。仮に、これらが存在しないまま作品が世に出たとしても、傑作であっ
『BIOSHOCK(バイオショック)』──誇張とリアルの奇妙なバランス 2010.09.20 ゲーム空間の中にリアルな世界を構築し、“あたかもその中に入り込んだかのような”感覚を味わえるというのは、もはや特徴と言えないだろう。もっとも本作はXbox360の初期のゲームであり、リアルな世界の構築という点で、フォロアーに多大な影響を与えていることは間違いない。しかし、2010年の今となっては