【ジョジョ】「根掘り葉掘り」の「葉掘り」ってどういうことだああ〜〜!?

『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部にギアッチョという敵スタンド使いが登場します。 その彼が、慣用句「根掘り葉掘り」の「葉掘り」の部分が納得できずにキレる、という描写がコミックの第54巻に収録されています。

イタリア人のギアッチョさんがなぜ母語でないはずの日本語の表現を気にする? だいたい慣用句に理屈が通じないと怒ってもしょうがないだろ!?

……というようなお答えしか、以前はできなかったのですが、たまたまギアッチョさんに満足いただけそうな記述を見つけたので、今回はそれを引用してみましょう。

この成句の言いたいのは〈徹底的に掘り下げる〉ということであるから、「─掘り」を繰り返す必要があるわけである。そして普通は掘ることをしない「葉」まで「掘る」と言って掘り下げの徹底ぶりを示しているのである。
(中略)似たような成句として「ネコもシャクシも」というのがある。これも“徹底性”を含んでいるが、徹底性を示すにはどうも非日常な表現を持ち込むのが有効なようである。
(国広哲弥『日本語誤用・慣用小辞典〈続〉』講談社現代新書)

ギアッチョさんはこのあと、日本人が「ヴェネツィア」を「ベニス」と英語読みすることにも怒っていますから、かなりの日本通であることがわかります。というより、日本が好きなのでしょう。好きであるがゆえに、気になってしまう。そんなところでしょうか。

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