【死刑】殺人をさせてはならない──〈三角頭〉論と〈国家機能限界説〉 2012.04.06 経済・政治・国際 ここ1週間ほど、大きな回り道をしながら、〈死刑〉について考えてきました。〈死刑肯定論〉として提案した〈三角頭〉論(〈インクイジター〉論)の内容を簡単にまとめると、刑を科すのは自分自身である。自分が自分を裁くなら公平である。というものでした。ここで、〈国家〉とは何か? 〈人〉とは? などといった原点に
【死刑】自分が裁けば公平──『宇宙船レッド・ドワーフ号』 2012.04.05 映画・テレビ このブログでは、死刑反対の立場から、死刑を肯定する根拠を探っています。 その論理のひとつとして〈三角頭〉論というものを提案しました。 〈三角頭〉論は、ひとことで言えば、「裁くのは自分でなければならない」「自分が裁くなら正当化される」という考え方です。これについてもう少し深く考察するために、今回は
【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート5/5] 2012.04.04 経済・政治・国際 3月31日の問題提起以来、大きな回り道をしてきました。今回はいよいよ「法治国家である以上、当然ながら死刑を執行すべき」という論理を検証します。 (さらに…)
【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート4/5]──ギュリ(KARA) 2012.04.03 音楽 昨日は、「何が大切で何が大切でないか」を見きわめることが重要であり、「価値には優先順序がある」ということがわかりました。これについてさらに考察を深めるために、KARAのプロモーション用ビデオ(PV)を収録したDVD『KARA BEST CLIPS』を鑑賞します。 (さらに…)
【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート3/5]──『古畑任三郎』 2012.04.02 映画・テレビ 一昨日・昨日と、「見た目の印象に惑わされず、本質を見きわめること」の大切さと難しさを見てきました。3回目となる今回は、フジテレビ系で放映された刑事ドラマ『古畑任三郎』を肴に、さらに〈モノを考えるための枠組み〉を作る作業に励んでいきましょう。 (さらに…)
【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート2/5]──福本伸行『無頼伝 涯』 2012.04.01 書籍・雑誌 昨日は、「パッと見の印象に惑わされず、本質を見きわめることが大切」であることを学びました。 今回は、『カイジ』シリーズでおなじみ福本伸行先生の『無頼伝 涯』を題材に、「本質を見きわめる」ことの難しさを見てみましょう。 (さらに…)
【死刑】なぜ法を守らなければならないか[パート1/5]──『アリーmyラブ』 2012.03.31 映画・テレビ 国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は3月27日、2011年に死刑を執行した国は中国やイラン、サウジアラビアなど20か国で、その人数は中国だけで数千人、そのほかの19か国で計670人以上に上る、という調査結果を発表しました。また、国連加盟国193か国のうち、日本を含めた175か国(9
東浩紀『一般意志2.0』──ネット上の〈知〉は〈一般意志〉になりえるか? 2012.03.24 書籍・雑誌 ここは、「〈国家〉とはいかにあるべきか?」「理想の〈社会〉とは?」といった問いを考え続けているブログなので、「一般意志」という書名に惹かれてつい買ってしまいました。考えてみると東浩紀氏の著書を読むのは初めてであります。〈一般意志〉といえば、タイトルにあるとおりルソーの造り出した概念であるわけでが
死刑否定論者が考える「死刑肯定論」──『ジョジョの奇妙な冒険』にみる殺人に対する〈裁き〉 2012.03.17 書籍・雑誌 このブログは死刑に反対の立場ですが、では否定論者があえて死刑を肯定する理論を構築するとどうなるか。今回はこれに取り組みたいと思います。これによって肯定論のメリット・デメリット、否定論のメリット・デメリットが見えてくるはずです。 (さらに…)
『にゃんぱいあ-The Animation-』──意外なところで意外なキャスティング!? 2012.03.03 声優 吉松孝博監督作品。売れとるなぁ、吉松さん。最近も『SUPERNATURAL:THE ANIMATION』や『HUNTER×HUNTER』でその名前を目にしている。で、キャスティングを見ると、 小清水亜美 杉山紀彰 福山潤 後藤邑子 前田希美……ん? 前田希美!?おやおや……意外なところで